フランスのモンサンミッシェルは、誰もが知っている有名な世界遺産で、超人気の観光地。
様々な会社が現地発着ツアーを企画・催行しています。
この記事では、モンサンミッシェルの現地発着ツアーの種類や選び方、注意点について書いています。
日帰りでのモンサンミッシェルツアーへの参加を考えている方は、ぜひご一読ください。
【パリ発】日帰りモンサンミッシェルツアーの主なパターン
日帰りツアーは大型観光バスでの移動で、往復で6時間〜8時間かかります。
どのツアーもモンサンミッシェルの滞在時間は3〜4時間ほど。
日帰りのモンサンミッシェルツアーのパターンは、大きく分けて6つ。
6つのパターンを簡潔にご紹介します。
①モンサンミッシェル観光のみ(食事つき)
モンサンミッシェル島内の観光と、島内のレストランでの食事つき。
モンサンミッシェルといえばオムレツが名物ですが、「Le Relais St Michel」でのコースランチがついているツアーもあります。
同じツアーで、食事なしを選べる場合もあります。
食事代は、当然ツアー料金に乗っかってくるので、ツアー料金を節約したい方は、個人的に好きなカフェやレストランで食事をするのがおすすめ。
現地カフェのガレットとシードルでも、結構美味しいです。
②モンサンミッシェル観光のみ(食事なし)
モンサンミッシェル島内の観光のみ。
モンサンミッシェルに到着したら、出発まで完全にフリータイム。
島内にいられる時間が日帰りツアーでは最も長く、モンサンミッシェルの修道院や教会、また島内の町を満喫したい方におすすめ。
③モンサンミッシェル観光とプラス1ヶ所訪問
モンサンミッシェルの他、
- ディーブ・シュール・メール村
- ブブロン村
- オンフルール
これらノルマンディーの3つの田舎村のいずれか一箇所に訪問するツアー。
またノルマンディーの他に
- ロワール地方の古城
- シャルトル
などに訪問するツアーがあります。
プラス一箇所の訪問時間は、平均1時間未満時間と短めですが、出来るだけ多くの場所を訪問したい方におすすめ。
食事のあり、なしを選べるプランもあります。
④モンサンミッシェル観光(夜景)
モンサンミッシェルに午後3時半頃到着し、夕景〜夜景に移り変わる風景を楽しめます。
プラス一ヶ所、田舎村にも立ち寄るプランもあります。
夜景ツアー以外は、朝6時台の早朝出発ですが、夜景ツアーの出発は、少し遅めの9時台。
帰りは夜12時をまわってしまうので、宿までの送迎をオプションがついているツアーを選ぶと、夜道を歩くことなく安心です。
オプションで食事をつけられる場合もあります。
⑤現地への往復の送迎のみ
観光バスでの送迎のみ。
片道ごとの申し込みで、行きのバスにはモンサンミッシェル修道院への入場チケットがついているツアーもあります。
現地に宿泊予定で、片道だけの利用の方におすすめ。
往復なら「モンサンミッシェル観光(食事なし)」の方が料金的に安上がりです。
⑥プライベートツアー
観光バスでのツアーに比べると割高感は否めませんが、グループで参加(最大6名まで)すると割引率が高くなります。
宿泊先でピックアップしてくれるので、夜明け前に催行会社の事務所に集合する必要がありません。
島内の散策も、自分のペースでゆっくり楽しめます。
ツアー選びの注意点
①日帰り旅行は時間的余裕がない
パリから往復で6時間〜8時間ほどかかる日帰りツアーは、基本的にどのツアーも、じっくり観光する時間的余裕はありません。
ノルマンディーの田舎村など、プラス1カ所訪問するツアーは、短時間で色々見て回れるし、お得感もあります。
でも、村の滞在時間は40分ほど。
時間ばかり気になって、ゆっくり観光できません。
モンサンミッシェルに集中したいなら、モンサンミッシェルのみのツアーを選びましょう。
②時間をロスしたくないなら、食事つきのツアーは避ける
食事つきのツアーの場合、団体での食事は、思った以上に時間を食います。
食事は島内のカフェで軽く済ませれた方が、早いし美味しい。
ガレットだけでも結構なボリュームなのでお腹いっぱいになるし、お酒が飲めるなら、名物のシードルでも付ければ、十分に本場のグルメを堪能できます。
③夕景〜夜景への変化をしっかり見たいなら、夕食はつけない
夜景ツアーの場合、オプションでレストランでの食事を付けてしまうと、日暮れからライトアップが点灯する光景を見ることができません。
ツアー客がまとめて何人かでレストランに行くと、食事が出てくるのも時間がかかるし、カフェでサッと済ませるのがベスト。
モンサンミッシェル日帰り現地ツアーの予備知識
①出発は朝早く、帰りは夜遅い
当日は、催行会社のオフィスで集合します。
夜景を見るツアーでなければ、出発時間は朝6時台から7時頃。
季節によっては、夜明け前に宿を出て集合場所に向かわなければなりません。
また、帰りは夜12時前後になることがほとんどなので、オプションで宿までの送迎がついているツアーがおすすめです。
②ほとんどのツアーは、バス車内での飲食不可
ほとんどのツアーは、バスの中でご飯を食べることができません。
早朝に出発するツアーでも、出発時間が少し遅めの夜景ツアーでも、しっかり朝ごはんを食べておきましょう。
食べておかないと、トイレ休憩でサービスエリアに立ち寄るまで、ご飯にありつけるチャンスはありません。
とは言ってもサービスエリアでの停車は10分少々なので、軽食を詰め込むだけで精一杯。
トイレ休憩は、行きも帰りも一回だけ。
③食事の時間が十分に取れない
田舎村など、モンサンミッシェル以外の観光地も訪問するツアーだと、立ち寄った際の滞在時間はわずか40分程度。
お昼ごはんを食べている余裕もありません。
カロリーメイトなど、サッと食べられる物を持って行くことをおすすめします。
④モンサンミッシェル島内観光の時間配分を決めておく
モンサンミッシェル島内の滞在時間は、長くても4時間。
- 修道院や教会の見学
- 土産物店やレストランが立ち並ぶ島内の散策
- 食事
- お土産などのショッピング
3〜4時間程度で、これだけのことを日帰りでこなすには、よっぽど行動計画を練っておかないと難しい。
メインは修道院や教会の見学ですが、建築にあまり興味がない人は、比較的早く済ませることができます。
残り時間で島内の散策やショッピング、グルメを楽しむこともできるでしょう。
修道院や教会をじっくり見たい場合、島内の散策、食事、ショッピングのうち、どれか1つ2つは諦めなければならないでしょう。
短い滞在時間を無駄にしないためにも、モンサンミッシェルでしたいことを事前に決めておき、優先順位をつけて観光することをおすすめします。
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モンサンミッシェルを訪れるには、現地発着のツアー参加がおすすめ。
JTBなど、日本の旅行代理店で申し込むより料金的にもお得。
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