時間を確認するシーンが頻繁にある海外旅行で、腕時計は必需品。
スマートフォンがあれば時間の確認はできますが、盗難のリスクが高く、頻繁に取り出すことは極力控えたいもの。
海外旅行に適した腕時計は、
- 高級そうに見えないもの(狙われないように)
- 高額すぎないもの(無くしてもショックを受けないように)
- あまり存在感のないもの(目立たないように)
- 直感的に時間を把握できるアナログ時計
- 機能的にシンプルなもの(時刻の変更が簡単にできること)
- 日常生活防水
このような条件を満たした腕時計を厳選してピックアップしました。
ピックアップした腕時計はメンズ、レディース共に1,000円台〜高くても1万円までで買える物。
お手頃な価格で、デザイン性と機能性も兼ね備えた逸品です。
海外旅行に適した腕時計をお探しの方は必見です。
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1,000円台で買える海外旅行用の腕時計
日本で普段使いの時計は持っているけれど、海外旅行には持って行きたくない。
旅行用の時計にはあまりお金をかけたくないけど、変な物は欲しくない。
そんな方におすすめしたいのが、カシオとシチズンの時計。
①CASIO MQ-24シリーズ(チープカシオ)男女兼用
CASIO MQ-24シリーズは、いわゆるチープカシオ(チプカシ)。
ユニセックスなモデルなので、性別問わず使えます。
風防(文字盤を覆う透明のカバー)は樹脂ガラス、ケース(文字盤や時計の中身が入っている容器)とバンドは樹脂製。
ケースの裏蓋は、水に強く錆びにくいステンレス製。
もちろん日常生活防水です。
気になる点は、文字盤や針が蓄光タイプではないため、暗い場所では時間が分かりづらいことぐらい。
目立たず、文字盤も見やすいミニマルなデザインと最小限の機能を備え、税込で1,240円。
紹介をこれ一個で終わらせたいぐらい、申し分のない時計です。
②CASIO LQ-142シリーズ(チープカシオ) レディース
個人的に気になるのが、海外モデルの「CASIO LQ-142」同じくチプカシです。
先に紹介したMQ-24よりも文字盤が小さめで、シックなデザイン。
腕周りが約11.5-16センチなので女性向けの時計ですが、腕周りの細い男性でも問題なく使えるデザインです。
機能はMQ-24と変わらず、税込で1,380円。
③CASIO MQ-27 MQ-38(チープカシオ)男女兼用
こちらはLQ-142とは微妙に異なるデザインですが、スクエアモデルのチプカシです。
MQ-24と2本持っていき、TPOで使い分けるのもアリ。
男女兼用です。
機能はMQ-24と変わらず、税込で1,580円。
④シチズン Q&Q ファルコン(VS40)男女兼用
チプカシばかり紹介しましたが、外したくないのがシチズン(CITIZEN)のQ&Q、ファルコン(Falcon)。
税込で1,100円のこの時計のすごい所は、10気圧防水。
ここまでで紹介したチープカシオは耐水性が10m〜30mなので、1気圧から3気圧防水。
ストラップも、水や汗などに強く耐久性の高いポリウレタンが採用されており、タフさではチプカシ以上。
時計の針が蓄光タイプなのも、高ポイント。
カラーは、ショップさんでも一押しのネイビー×オレンジのカラーリング。
ムーブメントも日本製なので、安心して使える時計です。
5,000円〜10,000円台で買える海外旅行用の腕時計
旅行用に、ちゃんとした時計を持っておきたい。
一度買ったら出来るだけ使い続けたい。
デザインにもこだわりたい。
そんな方へのおすすめブランドは、タイメックス。
⑤タイメックス キャンパー(メンズ/レディース)
アメリカの時計ブランド、タイメックス(TIMEX)のキャンパー(CAMPER)。
元々は軍用モデルで、日本企画として復刻したのが、このオリジナルキャンパー。
何度も旅に連れ出して、使い込みたくなる時計です。
女性がメンズ用をつけても問題ありませんが、大きめの文字盤が苦手な方は、レディース用もあるのでご安心を。
キャンパー MK1(メンズ)
メンズはオリーブ、ブラック、ネイビーの三色展開。
秒針、文字盤共に蓄光タイプで、暗がりでも時間を確認しやすい。
3気圧防水と生活防水レベルで、ケースはアクリルながら、タフさと耐久性、シンプルなデザインで愛用者が多いモデルです。
ケースサイズは36ミリ、ベルトはナイロン製。
税込で7,980円。
ミニキャンパー(レディース)
タイメックスのキャンパーのレディースモデル。
キャンパーのケースサイズは36ミリですが、ミニキャンパーは29ミリ。
小さめの時計をつけたい女性向けです。
機能や素材は、先に紹介したMK1と同じ。
色展開はメンズと同じくオリーブ、ブラック、ネイビーと、レディースモデルだけベージュがあります。
税込で8,800円。
⑥タイメックス ウィークエンダー(メンズ/レディース)
少しラフさを抑えたいなら、ウィークエンダーがおすすめ。
3気圧防水、ナイロンストラップなので汗や水を気にせず使えるし、ストラップが好きな柄に交換できる所も魅力。
旅先にストラップを何本か持っていけば、TPOに合わせて交換するなんてこともできます。
そして、この時計のすごい所は「インディグロナイトライト」という世界初の文字盤全面発光機能がついているところ。
消灯した機内など、暗い場所での時間確認もスムーズ。
ウィークエンダー メンズ
風防(ケース)のサイズは38ミリ。
こちらは税込で7,300円。
ウィークエンダー(レディース)
風防(ケース)のサイズは31ミリ。
こちらは税込で9,799円。
⑦タイメックス イージーリーダー(メンズ/レディース)
旅先によっては、ラフなモデルよりも、クラッシックなデザインの時計が欲しくなることも。
普段使いにできることも考えると、お値段的に惜しげなく使えるモデルです。
イージーリーダーにも「インディグロナイトライト(文字盤全面発光)」の機能がついています。
ケースは真鍮、風防はミネラルガラス製、ベルトはレザー、日常生活防水。
イージーリーダー メンズ
風防(ケース)のサイズは約39ミリ。
こちらは税込で7,800円。
イージーリーダー(レディース)
風防(ケース)のサイズは約32ミリ。
こちらは税込で5,500円。
女性らしく、赤いレザーのベルトがとてもオシャレな時計です。
海外旅行用の腕時計を選ぶ時の6つの注意点
冒頭でも書いたとおり、海外旅行の腕時計を選ぶ時の注意点は、以下の6つ。
- 高級そうに見えないもの
- 高額すぎないもの
- あまり存在感のないもの
- 直感的に時間を把握できるアナログ時計
- 機能的にシンプルなもの
- 日常生活防水
その理由を(なるべく)簡潔に説明します。
①高級そうに見えないもの
日本人がかつてのようにお金持ちでなくなったとはいえ、生活水準は高く、身なりもきちんとしています。
日本人とわからなくても、身なりが整っている人が持っている物は金目の物に見えます。
身なりが良くて、高級そうに見えると狙われる可能性が高まるので、高そうに見える物は控えた方が懸命です。
②高額すぎないもの
落としたり盗難にあった場合、高い時計ほどショックは大。
海外旅行保険に入っていても、購入時の金額の全額を補償してもらえるわけではありません。
金銭面だけでなく、心理的にもショックは大きくなり、その後の旅を楽しめなくなってしまいます。
また、日本を出国する際、20万円以上の外国製腕時計を持ち出す時には申告が必要です。
申告がない場合、帰国時に現地で購入した物と見なされ、消費税が課税されます。
ハイシーズンだとスムーズに出国できず、搭乗ゲートに到着した頃には、搭乗時刻ギリギリになってしまうこともあります。
申告で不要な時間をかけてしまうことも考えると、どうしてもこれでなければいけない、という方以外、高級腕時計は日本に置いていくことをおすすめします。
③あまり存在感のないもの
金目の物が目立つと、それだけ狙われやすくなるからです。
お値段の張るものでなくても、身なりのいい人が身につけていると、金目の物に見えます。
オシャレな人がユニクロを着ていると、もっと高そうな服に見えるあの現象と同じです。
出来るだけオーソドックスで、主張しないデザインの時計をおすすめします。
④直感的に時間を把握できるアナログ時計
アナログ時計は、デジタルの時計より時刻の視認性が高く、直感的に時間を把握できます。
例えば、アナログ時計の方がパッと見て「10時まであと20分か」と、残り時間を視覚的に把握しやすい。
長針と短針の間隔から時刻の経過を感じたり、時間を量として感じることができるのが、アナログ時計のメリットです。
⑤機能的にシンプルなもの
複雑な機能を持つ時計を持って行くと、時刻合わせすら簡単に出来ないことがあります。
多機能のデジタル時計などがそう。
アナログ時計で、竜頭(リューズ)がひとつだけの時計なら、リューズを回すだけで現地時刻に合わせることが出来ます。
そう、腕時計を持っていくと、現地時刻に合わせたり、帰国時に元に戻すという作業があります。
これがスムーズに出来ないと、旅先で時計の役割を果たせません。
アラーム機能などはスマートフォンがあれば必要ありません。
機能として優先すべきは、時刻合わせが簡単にできること。これに限ります。
⑥日常生活防水
手洗い時や雨に濡れても、時計の内部への浸水を防いでくれる「防水性」があること。
防水性がない時計は、雨や手洗い時に水の飛沫が時計の内部に侵入し、内部の部品が傷んでしまい、動作不良を起こす恐れがあります。
また侵入した水分でケース内が曇り、時刻が見えづらくなることもあります。
安い時計は日常生活防水機能がない物があるので、購入時によく確かめる必要があります。
このページ上で紹介している時計は、全て日常生活防水が備わっているので安心です。
ソーラー時計とクォーツ(電池式)時計どっちがいい?
ソーラー式は、太陽光さえ当てていれば充電できますが、電池交換が全く必要ない訳ではありません。
ソーラー式の電池も、消耗すれば交換が必要です。
電池切れのリスクはソーラー時計よりも高いかもしれませんが、電池式の時計で十分です。
電池切れが不安であれば、旅行前に新しい電池に交換しておきましょう。
ダイソーの腕時計ではダメ?
ダイソーの500円商品に、ミリウォッチという、タイメックスのキャンパーにそっくりな腕時計があります。
防水性があり、ナイロンベルトとキャンパーにかなり寄せたデザインです。
裏蓋はプラスチックですが、ムーブメントはセイコー。
ダイソーの時計もモノによっては散々なレビューも存在しますが、ミリウォッチに関しては値段的に損をしても痛手は少ないので、試しに買ってみても問題はないかと思います。
そもそも、海外旅行に腕時計は必要?
海外旅行に腕時計は必須です。
理由は二つ。
- 時間を確認するシーンが多いから
- スマホでの時間確認はスマホ盗難のリスクを上げる
海外旅行では、
- 空港でのチェックイン時刻
- 飛行機の搭乗時刻
- 現地でスケジュールを決めて観光する時
- 現地ツアーの集合時刻
- 別行動をした友達との待ち合わせ時刻
などなど、時間を都度確認するシーンが多いもの。
日本では、スマホを持っていれば腕時計を着けていなくても過ごせます。
海外では、不用意にスマホを出し入れすると、盗られるリスクが高まります。
日本人はiPhone率が高いですが、iPhoneは高級機。高値がつくため狙われやすいです。
スマホは海外旅行のライフラインでもあり、なくなると
- 地図が見られない
- 翻訳ができない
- 連絡もできない
とても困ります。
時刻は腕時計で確認する方が安全です。
まとめ
千円台から一万円で買える、海外旅行に適した腕時計をご紹介しました。
海外旅行は、保安検査場で手早く荷物をトレーに入れたり、衣服の脱ぎ着をしたり、場合によっては腕時計を外したりすることもあり、物を雑に扱わざるを得ないことが多いです。
擦ったりぶつけたり、濡れたり汚したりしやすいシーンでは、デザインよりも機能的で丈夫な物が求められます。
かといって機能性一辺倒では買い物をする楽しみがありません。
機能的で丈夫であることに加えて、デザイン性も重視してピックアップしましたが、いかがだったでしょうか。
参考にしていただけたら幸いです。
この中からお気に入りの海外旅行用の腕時計が見つかれば、とても嬉しいです!