スーツケースベルトの要・不要論について真剣に考えてみる

スーツケースベルトをつけるか、着けないか 旅行用品

スーツケースにつきもののアイテム「スーツケースベルト」

スーツケースベルトを買う時に、ネットでお気に入りの商品を探していると

「スーツケースベルト いる」
「スーツケースベルト いらない」
「スーツケースベルト いる」
「スーツケースベルト 必要」
「スーツケースベルト 必要ない」
「スーツケースベルト 必要性」
「スーツケースベルト 必要か」

なんていうキーワードがサジェスト(予測変換)に出てくることがありました。

自分でも「ホントにいるのかな・・・?」と思いながら、最大で2本着けていたこともありました。

コロナウイルス感染拡大で、連休もどこにも行けない雰囲気なので、暇にまかせてスーツケースベルトの要不要論について、自分で答えを出してみました。

出した結論は「なくてもいいと思う」なのですが、

先に「スーツケースベルトの機能と意義」について整理してみたいと思います。

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スーツケースベルトに期待される機能と意義

スーツケースベルトには、以下の3つの機能、効果があります。

①スーツケースが破損した時に、開いてしまうのを防ぐストッパー

スーツケースのフレームやファスナーが破損し、きちんと閉まらなくなってしまった時。

スーツケースがガバッと開いてしまうのを防いでくれる。

②簡単に開けられないように、防犯性を高める

スーツケースに着けることで、

  • 防犯意識が高い
  • 開けるのが面倒

という印象を与え、盗難にあいにくいようにする。

③目印

スーツケースは似た色やデザインの物が多いので、取り違えを防ぐために、自分のスーツケースであることを示す「目印」として着けておく。

考えてみた結果「スーツケースベルトは無くても問題ない」

前の章で、3つの機能と意義(効果)をあげてみましたが、

私自身は「着けていなくても問題ない」と思いました。

なぜかと言うと、その理由は、

  1. 防犯性が飛躍的に上がるわけではない
  2. 仮にスーツケースが破損して閉まらなくなっても、ベルト一本ではどうにもならない

理由をもう少し掘り下げてみます。

①防犯性が飛躍的に上がるわけではない

スーツケースベルトを一本着けていたところで、スーツケースをこじ開けて中身を取り出そうとする輩はプロです。

ファスナーは、ボールペン一本でも開けることができるケースもあります。

また、ハードケースを持っていた友人が、中にライターを入れたまま預け入れてしまったため、中国の空港でこじ開けられていました。

施錠していたスーツケースが開けられていたことがわかったのは、宿に着いてから。

開けてみると、中から中国語の紙が一枚入れられており、預入荷物に入れたライターを取り出したと言うようなことが書いてありました。

ベルトがあっても、呆気なく開けられてしまいます。

ベルトなんて、巻いているだけ。

ナイフ、ハサミ等で切れにくいベルトを巻いていたところで、本気で開けようとする輩に出会ってしまえば、ひとたまりもないのではと思います。

②仮にスーツケースが破損して閉まらなくなっても、ベルト一本ではどうにもならない

スーツケースが壊れて中身が全開になってしまうという時、一本着いていれば、かろうじて全開は防げるかもしれません。

でも、そこまで本気で破損してしまったら、一本程度着けていたぐらいでは、まともに持ち歩くことが出来ない状態になるでしょう。

一本着けていた程度では、気休めにしかならないと思うのが正直なところ。

破損が心配であれば、クロースの十字型のロック付きスーツケースベルトなら、多少意味があると思います。

ベルトを十字に止めていれば、全開でも不安定な状態を多少は改善できます。

私はいつも、スーツケースの中にダイソーで買った布テープを入れています。

現地から荷物を送ったりするのに使う他、スーツケースが割れたりした時に一時的は補修として貼ったりと、地味だけど何かと使えるからです。

スーツケースベルトが必要な人

スーツケースをレンタルした人は、ステッカーなどで自分仕様にカスタマイズ出来ません。

ターンテーブルで自分のスーツケースを見分けるための目印として、スーツケースベルトを使うのは、ある程度効果的かと思います。

私もそうですが、自分のスーツケースを持っている場合、同型のスーツケースに出会っても、ターンテーブルで取り違えて持って行かれないように、ステッカーを貼ったりして自衛しています。

スーツケースは似たような色が多いので、ベルトだけでは目印になりにくいです。空港で最も多く見かけるスーツケースの色は黒、グレー、シルバー、紺で、次いで赤、オレンジもよく見かけます。黄緑色や紫色は、前者に比べたらまだ少数派であると思います。買ったり借りたりする時は、スーツケースの色もよく吟味しましょう。

スーツケースベルト以前に必要な対策

スーツケースベルトに主に期待されている機能は

  • 防犯性
  • 破損時の応急措置

ですが、

破損については、頑丈で長持ちするスーツケースを買ったり借りたりすることで、ある程度回避できます。

ただ、盗難については、スーツケースベルトでうんぬんするよりもまず、

  • 有名メーカーのスーツケースを避ける(ロゴ等は隠す)
  • 国籍がわからないようにする(ネームタグに注意)

こうしたことに注意して、事前に対策をしておくことをおすすめします。

有名メーカーのスーツケースをすでに持っている場合、いくら全てのロゴを隠していても、見る人が一目見ればメーカー名もモデルも分かってしまいます。

有名メーカーの物とわかれば、盗難のリスクが高まる可能性もあります。

当たり前のことですが、スーツケースの中には、貴重品や大事な物は入れないこと。

空港職員による中身の抜き取りや盗難を完全に防ぐことはできないので、被害が必要最小限になるよう、事前に自衛しておくことの方が大切かと思います。

スーツケースで海外旅行

私はスーツケースベルトを持っていますが、「なくても問題ない」という結論を出しつつも、着けていくと思います。

理由は「可愛くて気に入ってるから」苦笑。

お気に入りの旅グッズはテンションを上げてくれますから。

もし今のが破損でもすれば、クロスのベルトはまだ着けている意味があると思うので、こちらを買うと思います。

私が今持っているのは、シフレのスーツケースベルト「小花ブラック」です。

お値段は税込で2,420円。柄がたくさんあって、もちろん作りも丈夫です。

スーツケースベルトは、なくても大騒ぎするほどの物ではありません。

いるのかいらないのか迷っている方は、好きにしてください!笑

レンタルする方は、個性的な柄のベルトが目立つのでおすすめです。

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