パリのシティファルマで購入したフランスコスメレビュー

パリのシティファルマ入り口 旅のハウツー

フランスコスメが勢揃いしているパリのドラッグストア、シティファルマ。

入り口には「シティファーマ へ ようこそ ヨーロッパ一安い薬局」

間違ってないけど何だかもどかしい日本語だし、変な所に入ってるスペースとか、ヨーロッパいち安くはないだろうとか色々気になる(笑)

パリのシティファルマ入り口

一番かどうか実際のところわからないけど、日本で同じものを買うよりはずっと安い。

とにかく品数が多くて、そんなに広くない店内は買い物客でいっぱい。カゴを持つ人が多いので、店内の狭い通路は余計に通りにくい。

アジア系の買い物客が多く、店内にいるのは現地人よりも、観光客の方が多め。

店舗は1階と2階のツーフロアで、コスメは一階、トイレタリー製品などは2階で、レジも2階。

レジでは、買ったものをそれなりに丈夫な袋に入れてくれますが、沢山買ったら何故か持ち手をきれいなリボンで縛ってくれて、手提げができなくなってしまったので・・・エコバッグは持参した方がいいでしょう。

パリのシティファルマのショッパー

ここまでの品揃えだと、コスメ好きはテンションが上がりますが、何を買えばいいのか迷う!そんな時は普段使うものを買うと、「買ったけど結局使わなかった」という失敗は避けられます。

普段使うものというのは、例えばファンデーションや日焼け止め、化粧水や保湿クリーム

あとお風呂用の石鹸とか。「ル プチ マルセイユ」石鹸は、毎日のお風呂ですぐに使い切ってしまいました。使い心地も良かったし、安かったから、もうちょっと買っておけば良かったと思っています。

人によりますが、普段使わない香水やシャワージェルなどを買っても、結局使わなくなって、捨てるかメルカリで売るか…ということになりがち。

あと「何かよくわからないもの」も手出ししない方が無難。適当に買ったら濃い肌色の人向けのファンデーションだった・・・なんてことになると、それはただの無駄づかい。

パッと見て何かわからないのなら、スマホでパッケージの単語を調べるか、「What’s this?」と片言でもいいから店員さんに聞きましょう。

私が買ったコスメたち

※2017年11月時点での情報です。価格も、2017年11月当時のものです。

自分用に買ったのは、全部NUXE(ニュクス)。常に使っているリップクリーム、毎日のベースメイクに使うBBクリームや日焼け止め、スキンケア時に使っている保湿用のオイル。

  • リップクリーム「レーブドミエル リップ モイスチャライジング スティック」
  • 100%オーガニックのシリーズ「BIO BEAUTE」の「BB Crème Soyeuse Perfectrice」というBBクリーム
  • 「Sun Crème Délicieuse Haute Protection(SPF30)」という日焼け止めクリーム
  • 髪、顔、ボディと全身に使える「プロディジューオイル(Huile Prodigieuse)」

友達へのお土産も、NUXEのリップクリームに、「レーブドミエル(Rêve de Miel)」という爪にも使えるハンドクリームのセットを。このセットは、4.89ユーロ(日本円で600円ほど)。

ニュクスのレーブドミエルのセット

あと100%オーガニックのシリーズ「BIO BEAUTE」のほんのり色づく「ビオボーテ バイ ニュクス リップバーム(BIO BEAUTE baume a levre)」のラズベリーを。この商品は雑誌でもしばしば登場しています。

ビオボーテ バイ ニュクス リップバーム

NUXEのものだけでなく、他の物も少々購入。

  • ル プチ マルセイユ(LE PETIT MARSEILLAIS)の石鹸
  • バーバモジャのパッケージにぐっときて、モジャのリップクリーム
  • メルヴィータの「ネクターデローズ リップバーム」
  • RoCの「エニドリアル リップ バーム E」

石鹸は自宅のバスルームに。

ル プチ マルセイユの石鹸

画像上の石鹸が2.75ユーロ(日本円で約340円)、下の石鹸は1.95ユーロ(日本円で約240円)。

RoCのリップクリームは1本3.80ユーロ(日本円で約470円)で、母にプレゼント。

諸々、トータルで97.47ユーロ(日本円で12,500円ほど)の買い物でした。でも、中国の方の爆買いに比べたら、かわいい方ですね。。。

パリのシティファルまで買ったもの

買ったコスメの使用レビュー

ニュクスのBBクリーム

NUXEのBBクリーム「BB Crème Soyeuse Perfectrice」

100%オーガニックのシリーズ「BIO BEAUTE 」の「BB Crème Soyeuse Perfectrice」というBBクリーム。容量は30mlで8.90ユーロ(日本円で約1,100円)。

保湿力やカバー力も普通にありますし、私の肌(乾燥肌)に乗せた限り、重くもなくベタベタもせず、特に悪い点はなし。

NUXEのBBクリームのテクスチャー

苦手な香りではないし、結構好きでしたが、好みが分かれるかも。パッケージにはピーチの写真がプリントされていますが、ピーチというよりアーモンドの香りのような…

ニュクスの日焼け止めクリーム(顔用)

日焼け止めクリームは、日常的に使っていて、欠かせないもの。

ニュクスの日焼け止めクリーム

「Sun Crème Délicieuse Haute Protection(SPF30)」色はなし。50ml入りで10.99ユーロ(日本円で約1,400円)。

こちらも花の香りがします。軽いテクスチャーですが、保湿力はやや強め。

ニュクスの日焼け止めクリームのパッケージ

塗ると気持ち顔がテカテカする気がしました。乾燥する方にはいいかもしれませんが、オイリー肌やテカリが気になる方には不向きかも。

ニュクスの名品「プロディジューオイル(Huile Prodigieuse)」

ニュクスのプロディジューオイル(Huile Prodigieuse)

このオイルが私的に一番のヒット!顔だけでなく、ボディや髪にも使えるマルチっぷりで、只今継続愛用中。容量は50mlで10.99ユーロ(日本円で約1,400円)。

オイルって塗った後はベタベタ感が残るので苦手だったんですが、これは私のオイル観を180度変えてくました。

手に取ると、トロリとしていて完全にオイルなんですが、塗った後は驚くほどサラッとしています。

お風呂上がり体に塗った後パジャマを着ると、オイルでパジャマの生地がまとわりつく感じが全くない…!

こちらも香りは強めで好みが分かれるところですが、お試しで50mlを買ったので、大きいボトル(100ml)を買えば良かったな〜と大後悔。

シャンプー後、ショートボブの私は、濡れた髪に2プッシュ分を全体に馴染ませ、ドライヤーをかけると、サラッサラの髪になります!

一生ついて行きます!っていうぐらい愛用しているオイルです。

日本でも買えますが、ニュクスの公式サイトより並行輸入品の方が安いですね。。。

ニュクスのリップクリーム

ニュクスのリップクリーム2本セット

「レーブドミエル リップ モイスチャライジング スティック」2本で5.49ユーロ(日本円で約680円)。

ニュクスのリップクリームはたくさん買ってストックしておき、愛用してます。

一番最初に使った時は、なんだか物足りないなと思いました。

でも、塗るときちんと保湿してくれるし、質感も軽くてねっとりした感じがない。

グレープフルーツの香りが大好きなので、超お気に入り。

日本でオンラインショップで買うとたったの一本で1,296円(税込)もするんですが、シティファルマで買うと、2本で5.49ユーロ(日本円で約680円)!

はい、大人買いしています。安いので、お土産としても使っています。

ニュクスのコスメは香りが強め

BBクリーム、日焼け止めクリーム、オイルを使ってみて感じたのは、日本の化粧品よりも「香りが強め」であること。日本のコスメは香りが控えめですが、ニュクスに限って言えば、香りで好みが分かれると思います。

リップクリームやハンドクリームはお土産にも適しています。でもスキンケア用品は、愛用している方が指名買いでも頼んでこない限りは、お土産にはしない方が無難です。

メルヴィータのリップクリーム

メルヴィータの「ネクターデローズ リップバーム」

「ネクターデローズ リップバーム」パッケージが可愛かったので買ってみました。1本で5.90ユーロ(日本円で約730円)。

質感重めで、ニュクスに比べると量もちょっと少なめ。お試しで一本買ってみたけど、フタの締りがちょっと甘かったのが残念。

ボタニカルなパッケージがものすごく大好きなんだけど、ニュクスの方がコスパも保湿力も香りも好きなので、今度は買わないな〜と思いました。

店内は混雑し、レジは長蛇の列。時間に余裕を持って行こう

店内はだだ混みで、見るだけでも体力を使うので、時間に余裕を持って行くのがおすすめ。

買うものや買う場所が決まっている時は、思いきって買い出しの時間を作り、一旦宿に買い物した荷物を置いてから出かけると、重い荷物を持って回らずに済むのでとても楽。

私は午前中に、ヴェリブ(レンタル自転車)を使ってシティファルマへパッと買い出しに行き、買ったものを一旦宿に置いてから街歩きに出かけました。

それからレジの行列。シティファルマには二度行きましたが、2階にあるレジは長蛇の列で、二度とも20分ぐらい待ちました。

品物を探したり選んだりする時間だけでなく、レジで並ぶ時間も含めて予定を立てることをおすすめします。

シティファルマには、ロクシタン(全ラインナップではなく、シャワージェルなど部分的な取り扱い)やアベンヌ、ビオデルマ、コーダリー、MELVITA、ロジェ・ガレなども置いていて、スキンケア用品は充実していますが、メイクアップ商品は少なめ。

メイクアップ用品はセフォラなど、他のお店で買いましょう。

歯ブラシや歯磨き粉、ベビー用品や各種洗剤など、スキンケア用品以外の製品を試してみるのもいいですね。

化粧品を破損させることなく日本に持ち帰るコツ

戦利品をスーツケースに詰める時は、輸送中の液もれや破損に注意!

液もれが気になる全ての化粧品を、日本から持参したサランラップに包みます。

チューブの形状になっているものは、ジップロックなどの長方形のタッパーに詰めます。

また、タッパーに入らない分はサランラップに包んだ上で、エアキャップで包み、解けないようにセロテープで止め、念には念を入れてナイロン袋に入れます。

それを畳んだ洋服の中に挟みこむことで、破損を防ぎ、無事に持ち帰ることができます。

サランラップ、エアキャップ(ダイソーで売っているもの)、セロテープ、スーパーなどのナイロン袋、あとハサミとガムテープは日本から必ず持って行きます。

最後に、日本に持って帰る時、ファンデーションや化粧水などの液体類は手荷物にせず、スーツケースに入れるのをお忘れなく!

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