低予算で買えるパリ土産と、渡す時に見栄えをよくする方法

パリの凱旋門 旅のハウツー

海外旅行で悩ましいのは、人にあげる「お土産」。

会社や友達、家族、自分の物…予算もあるし、だいたいからフランスに渡航するだけでお金がかかっているので、お土産代の負担もバカになりません。

しかも、買いすぎるとスーツケースや手荷物のバッグに入るかどうか心配。

今回は、そういう悩ましいお土産問題を解決するために、「低予算」「ばらまき」に適したおすすめのお土産を紹介します。

ばら撒きにはこれ!プチプラで量も良し

  1. 不思議のメダイユ教会のメダイ
  2. モノプリのエコバッグ(1個1ユーロから1.5ユーロ)
  3. モノプリの紅茶(一箱1ユーロ〜)

1.不思議のメダイユ教会のメダイ

シルバーは10枚入りゴールドは6枚入りで一袋2ユーロほど。

シルバーの方が量は多いけど、少々安っぽく見えるので、私はゴールドを買って、一人に一つずつ配りました。

女性であれば、帰国後にピアスに加工してプレゼントするのもいいですよ。

まがい物も沢山出回る中、これは正真正銘の「不思議のメダイ」なので、安いからといって侮れません。

不思議のメダイユ教会のメダイ

2.モノプリのエコバッグ

柄や色はシーズンによって違いますが、実際にあげた人から、このエコバッグは使いやすいと好評です。

行くたびに、何店舗かでエコバッグばかりいくつも買ってしまいます。

色があまり自分好みでなかったとしても、色の好みは人によるので、色んな色を人数分買っておけばいいでしょう。

無地なら1ユーロ、柄入りなら1.5ユーロ。日本の輸入品を扱うネットショップで買うと800円はするから、お土産として十分。

小さくて軽いものなので、沢山買ってもスーツケース内の荷物の隙間に詰め込めます。

モノプリのエコバッグ

3.モノプリの紅茶

日本でいうPB(プライベートブランド)的なモノプリの紅茶。箱やティーバッグの袋のデザインセンス、配色といい、さすがはフランスだなと感心させられます。

フレーバーによって値段が若干違いますが、私が買ったカモミールは一箱1.38ユーロ、アールグレイは一箱1.05ユーロ、シトロン(レモン)ティーは1.03ユーロ。

箱を捨ててしまったのが惜しいですが、一箱に25個入っているので、バラして複数のフレーバーを組み合わせると、立派なお土産になります。

モノプリの紅茶コーナーは本当に沢山の種類があって、どれにしようか迷ってしまいます!

パリのモノプリの紅茶

紅茶の箱はかさばりますが、箱から出してジップロックに移しかえれば、沢山買っても大丈夫。

低予算のお土産を見栄えよくする方法

お土産を寄せ集めて適当な袋に入れると、なんだかありがたみが薄れるというか。

海外旅行のお土産は、重量や予算の関係で気持ちばかりのものになっても仕方がないものです。

見栄を張っている訳ではないけど、もう少し見栄えよくして渡したい。

同じ気持ちばかりの品なら、ラッピングして渡すと素敵感が増します。

そこでダイソーのラッピング用品が大活躍。フランスっぽいデザインのかわいいラッピング用品が揃っているので、画像のようにラッピングして渡すと、お金がかかっていなくても、「うわ〜!」と喜んでもらえます。

ばら撒き用のお土産も、色々セットにすると安っぽく見えません。

これは紅茶とメダイをセットにしたもの。中身が見えるタイプの方が見た目にも楽しいですね。

パリ土産ばらまき用のラッピング例

少し足りなければ、スーパーで売っている個包装のお菓子や、文房具などを足すのもあり。

個人的に、ロダン美術館の付箋紙が安くてオシャレなのでおすすめです。友人へのお土産にしました。

こちらはモノプリのエコバッグに紅茶、メダイのセット。配色を考えるのも楽しいです。

パリ土産ばらまき用のラッピング例

裏側のシールもオシャレ。

パリ土産ばらまき用のラッピング例

もう少し何かつけたい…という時のおすすめ商品

  1. クレマン・フォジェのマロンクリーム3本セット
  2. ニュクスのリップクリーム 2本セット
  3. アンジェリーナのガレット
  4. クスミティーのティーバッグ(箱入り)

1.クレマン・フォジェのマロンクリーム3本セット

パッケージもかわいいクレマン・フォジェのマロンクリーム。3本セットで2.83ユーロ。

生クリームと一緒にホットケーキやパンケーキにでも挟むと美味しいんです。バラしたら一本ずつプレゼントできます。

パリ土産のマロンペースト3本入り

2.ニュクスのリップクリーム 2本セット

このブログの「自分用やお土産に!フランス製コスメを安く買うならシティファルマへGO!」でも紹介していますが、2本で5.95ユーロ。

柑橘系の香りでしっかり潤います。NUXEでなくても、シティファルマでは、フランス製コスメのリップクリームが日本よりも安くで売られています。

リップクリームは使う人を選ばないし、男性にあげても喜ばれます。

NUXEのリップクリ−ム2本セット

アンジェリーナのガレット

モンサンミッシェルのガレットを食べた後にアンジェリーナのガレットを食べましたが、はっきり言ってアンジェリーナのガレットがダントツに美味しいです。

お土産に少しボリュームを持たせたいならこれがおすすめです。一箱7.99ユーロ。アンジェリーナ本店の他、モノプリでも買えます。

Angelina palets breton

クスミティーのティーバッグ(箱入り)

紅茶好きなら知る人は多いクスミティー(KUSUMI TEA)。茶葉はもちろん、フレーバーごとにティーバッグタイプもあります。

缶入りの茶葉を買うよりリーズナブルで、中のティーバッグの紐の部分は鎖編みになっていて、凝っています。

一箱10.80ユーロですが、他の人よりも特別な物を差し上げたい時におすすめ。

クスミティーのティーバッグ

ロシアンティーだけあって、香りも異国情緒があります。日本でも買えないことはないですが、まだあまりメジャーではないし、一箱で2000円以上の値段がついています。

シャルルドゴール空港のターミナル2でも売っているので、買い忘れたら空港で買うことができます。

パリで買ったクスミティーのアナスタシア

一箱で一気に済ませるならガレットの缶がおすすめ

職場などで皆にちょっとずつ食べてもらうなら、モンサンミッシェルのガレット 1缶(32枚入り。4つ一組の小包装×8個)がおすすめ。

缶入りで見栄えも良く、一缶で9.90ユーロ。缶は色違いで6種類。モノプリなどで売っています。

ただ缶がかさ高いので、60リットル程度のスーツケースには入りません。

私はこのかさ張る缶を、機内持ち込みの手荷物に入れて帰ってきました。根性があればなんとか持って帰れます(笑)

アールヌーボー風デザインが美しい缶は、食べ終わったら小物入れに使えます。

モンサンミッシェル土産のガレット缶

[番外編]ちょっと変わったお土産

例えばこんなものもお土産になります。

  1. 現地の新聞
  2. パリの郵便局からハガキを出す
  3. 帰国後にフォトブックを作る

1.現地の新聞

パリの至るところにあるKiosque(キオスク)で売っている新聞です。現地のローカルな新聞なんて、日本では手に入りません。紙フェチな人や、ラッピングやインテリアなどのアレンジが好きな人におすすめ。実際、友人が新聞をお土産にしていました。

2.パリの郵便局からハガキを出す

キオスクにはハガキも売っています。特に大判のハガキは写真が美しく、迫力があります。

宿でハガキを書き、地元の郵便局の窓口から送ってみるのも楽しいものです。

3.帰国後にフォトブックを作る

1冊500円で60ページほどの、文庫サイズの写真集が作れる「TOLOT」で、スマホやデジカメで撮ったフランスの写真をフォトブックにしてみてはどうでしょうか。

特別なソフトがなくても、スマホのアプリやパソコンで作ることができます。

私は帰国後に撮った写真でフォトブックを作り、一緒に行った友達にもプレゼントしました。

旅に行く前にお土産リストを作っておこう

お土産は大事な買い物ですが、気になって観光に身が入らないようでは、せっかくの旅行を満喫できません。

適当に買って予算オーバーなんてのは避けたいし、あの人に買ってなかった!!などと、帰国後に頭を抱えてしまうのも考えもの。

そんなことにならないように、

  1. お土産に割いていい予算を決める
  2. お土産をあげる人の名前をリストアップする
  3. 足りない時のために、バラまける紅茶類や個包装のお菓子を少し余分に買っておく

お土産はベストを模索すると時間がいくらあっても足りないので、ある程度の妥協も必要です。お土産はベストではなくベターなもので。

人の好みは千差万別ですから、下手に残って処分に困る物よりは、食べたり使ったりしてなくなる「失せ物」系中心のお土産の方が、貰う側の負担も軽いかと思います。

自分の旅に集中するために、お土産は計画的に。

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