海外旅行に持って行く下着と靴下、どう用意する?4つの方法

海外旅行用の下着 旅行の準備

海外旅行に必要な着替え。

なかでも一番肌に近く、汚れやすい下着と靴下は毎日取り替えたいもの。

長期滞在ならともかく、海外旅行へ行く日本人の多くは長くても10日ほどの短期滞在になるかと思います。

短期滞在で荷物の中に下着や靴下をどれだけ入れていくかは、航空会社の重量制限を考えると結構悩ましいものです。

今回は、長くても10日程度の海外旅行で、下着や靴下を持っていく4つの手段と、それぞれのメリットデメリットをご紹介します。

①日数分持っていく

例えば7泊8日なら、往路の機内泊分を除くと5日分程度の枚数が必要です。

メリット

清潔で使い慣れた、お気に入りの下着を毎日身につけることができます。

旅行用に下着を揃える必要がなく、節約したい人に向いています。

日数分用意すれば、滞在中に洗濯する手間も時間もかかりません。

デメリット

滞在日数分持って行くので、スーツケースや手荷物内にそれなりの場所をとります。

また、着終わった下着は汗や皮脂汚れで雑菌が繁殖します。

洗濯しない場合、雑菌によるニオイを防ぐため、別の袋に分けて入れておくなどの配慮が必要です。

帰国してから、持ち帰った下着類をまとめて洗濯するのも大変です。

②必要最低限の枚数を洗濯しながら着る

メリット

滞在日数分の下着や靴下を持って行かなくてもいいので、荷物が軽くなります。

荷物を減らしたい人に向いています。

洗濯するなら、必要最低限の枚数で清潔な下着や靴下を毎日身につけることができます。

下着や靴下類だけなら、お風呂に入ったついでに洗ってしまえば、思ったほど洗濯の手間はかかりません。

コインランドリーや、お金に余裕があれば、ホテルのランドリーサービスなどを利用して洗濯することもできます。

コインランドリーで洗濯するなら、2日〜3日おきにまとめて洗濯する方が時間を有効に使えます。

デメリット

自分で手洗いするなら、洗剤や干すためのロープ、ハンガーなど、洗濯グッズの持参が必要です。

ホテルの部屋には洗濯物を乾かすための設備などないので、洗濯物を干す場所作りにひと苦労することも。

同じ部屋に泊まる恋人や友達、家族に洗濯物を見られたくないなら、部屋で洗濯して乾かすのは難しいかも。

コインランドリーを利用する場合、洗濯や乾燥が終わるのを待っていなければなりません。

ホテルのランドリーサービスが一番楽ですが、コインランドリーより割高になります。

コインランドリーやホテルのランドリーサービスの利用は、滞在費用を節約したい人には、やや不向き。

③使い捨ての下着を買う

メリット

清潔な肌着や靴下を毎日身に着けられるし、身につけたら捨てるので現地で洗濯したり、帰国後にまとめて洗濯する手間がかかりません。

デメリット

日数分なので、スーツケースや手荷物内でそれなりの場所をとるし、荷物が多い方は重量制限も気になるところ。

使い捨ての下着や靴下は普段から着慣れていないため、直接肌に触れた時に着心地が良くないと感じることも。

窮屈だったり肌触りが合わないなど、着心地の良くない下着は大きなストレスになります。

合わない肌着を四六時中身につけていると、痒くなったり、イライラしたり、気になってしまい、旅先で心から楽しむことが出来なくなることも珍しくありません。

自分にフィットしていない肌着は、ボディラインにも影響するので、下着にこだわりがある方は避けた方が良いでしょう。

使い捨ての下着は、日数分購入しなければならないため、お金もかかります。

なるべく節約して、源地での観光やお買い物にお金を使いたいという人には不向き。

④捨ててもいい下着を持っていき、着終わったら現地で処分

普段の生活で着古したショーツやブラジャー、靴下を旅行用に日頃からストックしおき、旅行の時に日数分持って行くという方法です。

メリット

自分の使い古しを持って行くため、わざわざ旅行用に下着を揃える必要なし。

自分の肌に馴染んだ下着や靴下を身につけられるので、縫い目が当たる…着心地がよく無いなどのストレスがありません。

着終わったら現地で処分するため、現地で洗濯したり、帰国後に洗濯する手間がかかりません。

デメリット

下着や靴下が日数分必要なので、往路の荷物が多くなります。

使い古しの下着や靴下をストックしておく場所が必要だったり、古い下着を置いておくのが嫌な人には、少々苦痛を伴う手段かもしれません。

下着を長く使い続ける人の場合、使い古しの肌着がなかなか日数分揃わない…ということもあります。

この方法を選ぶ場合、一年ぐらいから前から使い古しのストックを開始する必要があり、長期的な準備が必要です。

そんな時間はないよー!という場合は、とりあえず今着ているもの、履いている物がくたびれているなら使い捨て用にして、足りない日数分は①、②、③のどれかの方法を選びましょう。

私は使い古した肌着、靴下を持って行く派

滞在中、洗濯をするぐらいなら部屋でゆっくりしたい私は、使い古しの肌着と靴下を持って行く派。

ごく稀にホテルのランドリーサービスを利用しますが、割高なのでよっぽど汚れが気になる時だけです。

私の海外旅行は、いつも最大でも10日程度の短期滞在。

なので普段から、滞在日数分の下着をすぐに用意できるよう、捨てる寸前の下着や靴下をスーツケースの中にストックしています。

ストックするのは普通のショーツや生理用のショーツ、ブラジャー。

ブラジャーは、よっぽど汗をかかない限り2〜3日であれば同じものを身につけていたりします。

着古したヒートテックや汗取り用のインナーなどもストックしています。

コロナで2年ぐらいは海外旅行に行けそうにないと悟った時、ストックしていた下着類を全部処分しましたが、コロナも落ち着いてきたのでストックを再開。

往路のスーツケースや機内持ち込みの手荷物は日数分の肌着で嵩ばりますが、処分した下着分のスペースがどんどん空いてくるので、空いたスペースに、お土産などの戦利品を詰めます。

着終わった肌着や靴下は、中身が見えにくいナイロン袋に入れて処分。

帰国後の洗濯物に下着や靴下類はなく洋服だけなので、洗濯物も少なくて済んでいます。

まとめ

下着や靴下類を持って行く手段として、4つの方法をあげました。

  1. 日数分持っていく
  2. 必要最低限の枚数を洗濯しながら着る
  3. 使い捨ての下着を買う
  4. 捨ててもいい下着を持っていき、着終わったら現地で処分

入れられる荷物にも限りがあります。

特に、帰国時の方が荷物が多くなります。

これまでの旅行で同行した人の中には、航空会社の規定内の重量に収めるため、帰国前日の宿の部屋で、ラゲッジスケールで重さを測りながら持って帰る荷物の取捨選択を迫られている人がいました。

帰国時のパッキングで困らないために、持って行く一つ一つのアイテムを軽くしたり、少なくする工夫も必要なのかな、と思います。

ご自分に合った方法で、旅を快適に楽しんでください。

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