ここ近年、海外旅行の持ち物でパスポートの次に大事だと言っても過言ではないのがスマートフォン。
スマートフォンはもはや、海外旅行に欠かせないアイテムですが、タブレットもすごく便利なんです。
ガイドブックを電子書籍で何冊でも持って行ける
旅先にガイドブックを持って行く時に、一冊だけではなく、私はいつも何冊か持って行きたい方です。
「地球の歩き方」などのオーソドックスなガイドブックの他に、例えば現地の建築専門のガイドブックとか、現地のカフェやオシャレなお店だけまとめた本とか。
でも、重量制限もあるし、現実的に3冊も4冊も本を持っていくのは難しい。
そんな時は、タブレットでガイドブックの電子書籍を買っておけば、何冊でも持って行くことができます。電子書籍の方が、紙の本より数百円安いのも嬉しいポイント。
私の場合、Amazonやメルカリで安く買った中古のガイドブック、あと電子書籍化されていない美術史、建築史などの専門書を、本のデータ化サービス(「自炊」とも言われています)にまとめて送り、pdfデータ化してもらうことがあります。
pdfデータ化した本をタブレットに入れて持って行き、旅先で見るのです。
データ化を依頼する時、OCR化(画像データ化された文字をテキストデータに変換すること)もしておけば、電子書籍と同様にキーワード検索もでき流ので、普通の本で持って行くよりも数倍便利さを感じています。
読みたかったあの本も、フライト中や待ち時間にじっくり読める
10時間前後の長距離線に乗る時や、空港で搭乗を待っている時。普段は忙しくて時間がないないと言っているのに、この時ばかりはものすごく暇。
この暇な時間は、読みたかった本を読むチャンスです。タブレットに入れた電子書籍なら、重さも気にしなくていい。
Bookliveなら、不定期で15%オフや20%オフのクーポンが配布されるし、毎日割引クーポン券が当たるクジも引けるので、紙の本より安い電子書籍が、さらに安くで買うことができます。
購入した書籍は、本体ではなくmicroSDカードに保存できる(iPadはmicroSDカードは入れられません)ので、本体の容量を気にしなくていいし、凸版が運営しているので、サービスがなくなる心配をそこまでしなくてもいいところもおすすめです。
見たかった映画を好きなだけダウンロードして持って行ける
暇な待ち時間や長時間フライト中は、見たかった映画を見るチャンス!
出発までに映画などの映像コンテンツを購入しておき、wifi環境でタブレットにダウンロードしておきます。
乗り継ぎで遠方へ行く場合、日本発ではなく、海外の空港発の機内エンターテイメントは、日本語対応している映画がないケースが多々あります。
最新の映画も、英語がわからないと見ていても面白くない。特に見たい映画がないこともよくあるし、第一、エンターテイメントが膨大すぎて、何を見ていいのかわからなくなってしまうこともあります。
そんな時に、ダウンロードしておいた映画の出番。日頃忙しくて見られなかった映画をまとめてじっくり見るチャンス。
タブレットなら、機内エンターテイメントに頼らなくても、見たかった映画を日本語字幕や吹き替えで楽しむことができます。
行きたい所に行けるだけでなく、長時間の移動を、見たかった映画で、さらに楽しいものにすることができるんです。
持ち歩くなら8インチのタブレットがおすすめ
ガイドブックも入れているタブレットは観光に持ち歩きたいし、もちろん機内にも持ち込みたいですよね。
10インチを超えるとかさばるので、8インチぐらいがちょうど良い大きさです。実際、私は8インチのタブレットを持って行きますが、機内持ち込みの手回り品を入れている「marimekkoマリメッコ MY THINGS(マイシングス)ショルダーバッグ」にぴったり入る大きさです。
映画を見たり本を読む以外にも、タブレットだとGoogleマップを大きな画面で見ることができるし、またスマートフォンを無くしたり盗られたりした時に、スマートフォンの代替機として使えるのもメリット。
家族の写真や、以前の旅先の写真をタブレットのギャラリーアプリで見られるようにしておけば、旅先で話のタネにもなります。
オススメの機種はこの3つ。
iOSならiPad mini。お値段は256GBだと税込70,800円。microSDカードが使えないので、書籍やコンテンツの閲覧、視聴には容量大きめの物がベター。書籍データやコンテンツをたくさん入れておくことができます。
AndroidならHUAWEIの8インチのタブレットがおすすめ。こちらはwi-fiモデルで税込23,445円。iPad miniに比べるとだいぶ割安。私は2018年にMediaPad M5(liteではない)を買いましたが、操作感など何の不都合もなく今日まで使い続けてきています。iPad miniよりも安いし、microSDカードが使えるので、写真データや動画、書籍データを本体の容量を気にすることなく、どんどん入れることができます。
Kindleは、2020年4月現在は10インチと7インチのラインナップになっています。10インチはちょっと大きいので、7インチの32GBモデルだと税込で7,980円。Amazonユーザーなら、一番入りやすいタブレットかもしれません。
Fire 7 タブレット (7インチディスプレイ) 16GB – Newモデル
一度持って行くと、なしでは旅に出られない
私が海外旅行にタブレットを持って行こうと最初に思ったのは、2017年、ソウル発大韓航空パリ行きの便に乗った時のこと。
機内エンターテイメントは、当然日本語対応はなし。。。私、そんなに英語ができないんで・・・最初は英語字幕で何とか見ていたんですけど、そのうちに飽きてくるんです。
あ〜、ヒマだな〜・・・そういや、ガイドブック見ようと思ったけど、ボストンバッグに入ってるし、狭い座席の上から荷物下ろすのもややこしいし、だるい・・・
機内が消灯されると、ガイドブックを読むための読書灯も、ちょっと眩しいんですよね。周りにも気を遣うし・・・
仕方がないので、消灯された機内の座席で、機外カメラが映し出す変化のない風景をぼーっと見ていた時に、ふと他の乗客を見たんです。
その人は、タブレットで漫画を読んでいました。その時「私もあれ、やりたい・・・!」と思ったのがきっかけ。
タブレットがあれば、こんなに暇を持て余してる時に、好きな本を読めたり、何なら映画も見られるじゃないか・・・!
帰国してからすぐにタブレットを買い、タブレットを読書と動画閲覧、旅の写真を納めたアルバムがわりに使い始めて、今では毎日持ち歩いています。
隙間時間に好きな本を読んだり、旅の写真を眺めたり。
もともと旅のために買ったタブレットですが、今や普段の生活にもなくてはならないものになりました。
今後、海外旅行を予定されている方は、長時間の移動や待ち時間に、忙しい毎日に見られなかった映画を見たり、読めなかった本を入れたりしたタブレットを持って行ってみて下さい。
旅の時間がより豊かなものに出来ると思います。