エコノミークラスでの10時間前後の長時間フライトでは、自分に合った備えが何もないと、機内で過ごすのは苦行でしかありません。
この記事では、長時間フライトの時に、私がいつも必ず持ち込んでいるグッズをご紹介します。
- 長時間フライトの機内にどんなアイテムがあればいいかわからない
- 長時間フライトを快適に過ごすアイテムを探している
こんな方に参考にしていただける内容です。
私が機内で使っているグッズ10点
ここであげているアイテムは、機内持ち込みの手荷物の中から出して、座席まわりで使っている物です。
ストール以外はエコバッグにまとめて入れ、手回り品を入れたショルダーバッグと一緒に座席の足元に突っ込んでいます。
【1】GUのソフトリッチストール
秋冬になると店頭に出てくる、1490円(税抜)の大判ストール。
機内での防寒や、寝る時にブランケットとして使っています。
大きさは195×70センチ(フリンジ含まず)。
アクリル製ですが、カシミヤのような風合いになっています。
分厚すぎず、また薄すぎないところが使いやすく、羽織り物として使えるのはもちろん、マフラーがわりに首に巻けるし、下半身が冷えたら腰にも巻ける。
搭乗後、荷物を棚にあげて、ストールを肩から羽織ってから着席します。
座席のシートベルトは、CAさんが確認しやすいよう、ストールの上から締めています。
座席に置かれているブランケットは、袋詰めされていてもクリーニングしているか怪しいと思っているので、袋から出しても畳んだまま、座布団がわりにお尻にしいています。
機内でJohnstonsのカシミヤストールを使っていたこともありますが、少し分厚くて首に巻くとボリュームが出すぎるし、夏場は季節外れ感満点でそもそも持って行けません。
いい物でも、使い勝手がいいとは限りません。
その点、GUのストールは気軽に洗濯できるし、旅行だけでなく普段使いにも最適。
使い勝手抜群なので毎年何枚か買い足しています。
【2】ダイソーのサンダル
ラバー製かゴム製と思われるダイソーのサンダル。
サンダルは、機内用のグッズをまとめたエコバッグにまとめて入れていて、離陸後、安定飛行に入ルるまで足元に置いておきます。
安定飛行に入ったら、靴をぬいでサンダルに履き替えます。
最初から靴を頭上の棚に入れてしまう方もいますが、私は奥の方に押しやられて自分で取れなくなるのが嫌なので、脱いだ靴は足元に置いたままにしています。
リバティなどのかわいい布製トラベルスリッパもありますが、あれで機内のトイレに踏み込むのは衛生的に避けたいし、布製スリッパはホテルのバスルームの濡れた床にも適していません。
ダイソーのサンダルは少しかさ張るけれど、とても軽いです。
汚れてもすぐに洗えるし、150円という値段も嬉しい。
私の足のサイズは24〜24.5センチですが、店頭には25センチしかなかったので仕方なく25センチの物を買いました。
25センチでも特に大きすぎることはないし、靴下をはいていればジャストサイズかなと思います。
【3】機内専用のポーチ
主に機内のトイレで使うアイテムをまとめて入れているポーチ。
無印良品の「ポリエステル吊るせるケース着脱ポーチ付」を使用。
歯ブラシや歯磨き粉、尖っていない爪ヤスリやスキンケア、メイクアップ用品、ボディシートやクシなどが入っています。
中身については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
機内専用と言っていますが、機内持ち込みの荷物だけの時や、スーツケースの遅延、紛失で、機内持ち込みの荷物だけで数日過ごさなければならなくなった時にも使えるなど、リスクヘッジも兼ねたポーチです。
【4】タブレット端末
長時間フライトの機内での暇つぶし用。
ビジネスクラスならフルフラットにして迷わず寝ますが、エコノミークラスだと、満足に眠ることもできません。
現地に夕方に到着するなら、眠らずに映画でも見たり本でも読んでいる方がいい。
でも、機内エンターテイメントに見たい映画がピンポイントであるとは限りません。
コンテンツが多すぎて、選べないこともしばしば。
それなら、自分が見たい物を事前に準備しておく方が楽しく過ごせます。
タブレットを持っていれば、好きな映画や見たかった映画を何本かダウンロードしてオフラインで視聴することができます。
電子書籍も読むことができます。
電子書籍を買っておけば、本を何冊も持って行かなくても、一台の端末で好きなだけ読むことができます。
新しい機材(飛行機)なら、インターネットに接続することもできるので、ネットで調べながら観光プランを立てることもできます。
私が持っているのは、持ち歩きしやすい8インチのタブレット。
もうこれ無しで旅には出られないと思うアイテムです。
【5】マスク
コロナ前から、機内で使っていました。
風邪などのウイルス感染対策や、喉の乾燥対策に。
私は通路側に席を取ることが多く、通路側の方がウイルスに晒されやすいようです。
喉が乾燥するとウイルスに感染しやすくなるので、体調管理のためにも、使い捨てができる不織布のマスクを何枚か持ち込んでいます。
【6】折りたたみ水筒
航空会社によっては、エコノミークラスにもペットボトルの水が座席に置いてあることがあるし、ギャレーに行けば飲み物が貰えます。
…が。喉の乾燥を防いだり、エコノミークラス症候群防止のため、自席でこまめに水分補給したい時に、私は保安検査後の免税エリアでペットボトルの水を買っておいたり、給水機で水をくんでおきます。
空のペットボトルや水筒でもいいと思いますが、折りたたみ水筒なら、飲み終わったらコンパクトに畳んでおけるし、軽くて持ち運びの負担になりません。
【7】薬、サプリメント
機内で薬やサプリメントを飲むのは、体調を整えたり、偏りがちな食事での栄養を補うため。、
胃薬(太田胃散)は、いつもの時間とは違う時刻に出てくる機内食の消化を促進するため。
そして、スムーズに排便できるよう、ビオフェルミンなどの整腸剤を飲んでおきます。
サプリメントは、ファンケルのマルチビタミン&ミネラルと青汁を。
あと、気づいたタイミングでビタミンCのサプリメントをちょこちょこと飲んでいます。
医学的根拠はありませんが、私の場合、ビタミンCを飲むと喉のカサつきが収まるので、喉からの風邪予防のためにも飲んでいます。
【8】アイマスク
長時間フライトだと、フライト中に機内が消灯されます。
暗いから寝やすいかと思ったらそうでもなく、私の場合、他人が見ているパーソナルモニターの灯りなどが気になって寝つきが悪くなってしまうのです。
そんな時にアイマスクを使います。
航空会社によってはアメニティにアイマスクがついていることがありますが、ない時もあるので、いつも機内用のポーチに入れています。
【9】ブリーズライト(鼻腔拡張テープ)
私は元々フライトで鼻詰まりを起こしやすい体質なのですが、長時間フライトだと、鼻詰まりも長時間続きます。
長時間の鼻詰まりはかなり苦しく、ものすごい不快感。
そこで、鼻詰まりが始まったなと感じたタイミングでブリーズライトを貼り付けます。
すると、ほどなくして鼻が通りはじめます。
これも、機内用のポーチに常備しています。
【10】ユニクロの「ウルトラライトダウン コンパクトベスト」
丸めて専用の袋に入れるととても小さくなるので、とっても便利。
機内でストールを羽織っていても薄ら寒く感じる時は、「ウルトラライトダウン コンパクトベスト」の手番。
夏場でもかさ張らずに持ち運べるので、重宝しているアイテムです。
もちろん現地に到着してからも使っています。
ウィメンズ
メンズ
私が機内で使わないアイテム
【1】ネックピロー
エコノミークラスの長時間フライトでよく使われているネックピローは、自分にフィットする物がなかなか見つかりません。
膨らますタイプのネックピローなら嵩張らないけれど、膨らますのが結構大変だし、空気を抜くのも面倒。
いずれにしても荷物になるだけなので、だいぶ前に持って行くのをやめました。
【2】フットレスト
テーブルに吊り下げるタイプのフットレストは、航空会社によっては使用NGの場合があります。
前の人が座席を倒してくると使いにくいし、あまり役に立たなかったので、今後も使うことはないでしょう。
【3】着圧ソックス
ロングフライトだと足のむくみは避けられません。
着陸前に靴を履くとむくみで窮屈に感じるので、むくみ対策として一度試してみました。
というか、買った直後に家で試しに履いてみたら締めつけ感がきつすぎました。
元々締めつけ感が強い靴下が苦手だったので、採用を却下。
私の旅行用アイテムに仲間入りすることはありませんでした。
まとめ
私が長時間フライトの機内で使っている物は、
- 体温調節
- 体調管理
- 身だしなみ関係
こういうグッズが中心でした。
先ほど書いていたように、ネックピローなどリラックス系のグッズはありません。
機内でしか使わないのに、かさ張る物は持たないことにしています。
長時間フライトでは、旅の始まりに時に体調を崩さないためにも、体温と体調管理が一番大切。
何回か長時間フライトを経験すれば、自分にとって必要なアイテムとそうでないアイテムが見えてきます。
長時間フライトの機内で快適に過ごすために必要なグッズは人によって違います。
機内で少しでも快適に過ごせるよう、自分に必要な物を見極めていきましょう。