海外のスーパーマーケットはチープに楽しめるB級スポット!

海外のスーパー 旅のハウツー

私は海外旅行で、必ず現地のスーパーマーケットに行きます。

現地のスーパーマーケットの魅力は、売っている生活用品から現地人の暮らしを垣間見ることができること。

…と真面目なことを書いていますが、松田優作ばりに「なんじゃこりゃあ!?」と叫びたくなるような珍商品との出会いを楽しみに行ってる面もあります笑。

スーパーをうまく活用すると、滞在費やお土産代を大幅に節約することも夢ではありません。

この記事では、

  • 海外のスーパーを活用するメリット
  • スーパー利用の豆知識
  • 私が海外スーパーで良く買うもの、買ったもの

について書いています。

海外旅行で現地ならではの楽しみ方をしたい、滞在費を節約したい方に読んでいただきたい記事です。

海外のスーパーを活用する3つのメリット

①滞在費を節約できる

水、ジュースやヨーグルト、インスタント食品、お惣菜などの食料品を買うことができます。

大きなスーパーに行くと、美味しそうなお惣菜が豊富にあります。

自炊できる宿泊施設に泊まれば、スーパーで買った食材だけで食事を済ませることができるので、特に物価が高い国では、割高な外食だけに頼らずに済みます。

②現地でしか手に入らない物が買える

行く国にもよりますが、有名どころの食品メーカーの商品は、日本のスーパーや輸入食品店などでも売られています。

現地のスーパーに行くと、その土地や地域でしか売られていないマイナーなメーカーの物や、その国で生産された食品が売られています。

たとえばお茶や蜂蜜。

日本では見かけない銘柄やフレーバーのお茶、日本では取り扱われることのない国でとれた蜂蜜。

現地の食品メーカーのスパイスや、見たことのないフレーバーのジュース。

日本では売られていない銘柄のお酒。

また、現地スーパーのプライベートブランドの商品も魅力的です。

③お土産が安く買える

海外旅行では現地通貨での支払いになるので、日本円でいくら使っているかが分かりづらくなります。

油断すると使いすぎていることもあり、できればお土産代は節約したいところ。

日常的に飲むお茶類(ティーバッグやリーフタイプ)や、料理が好きな人には調味料やハーブ、スパイス、スープストックなどを選ぶと喜ばれます。

食べたり使ったりしたら残らないので、好みに合わない雑貨を買ってしまう心配もありません。

スーパーでお土産を選ぶコツは、現地にしかなさそうな物や、なるべくその国で生産された物を選ぶこと。

現地でしか手に入らない物は、たとえ安価でも珍しくて喜ばれます。

袋のお菓子を何種類か買い、帰国後にダイソーやセリアなどで、可愛いラッピング用品を買ってきて包めば、それなりに見栄えを良くすることができます。

スーパーのオリジナルのエコバッグも、お土産として使えます。

うまく買えば、スーパーだけでお土産を揃えることができるんです。

スーパー利用の豆知識

何かわからない商品は、Google翻訳のカメラで解読する

非英語圏だと特に、パッケージに何が書いてあるかわからない商品が並んでいます。

写真やイラストだけでは、何の商品なのかわからない時があります。

文字だけだと、もうお手上げ。

そんな時のために、出発前にスマホにGoogle翻訳アプリをインストールしておきましょう。

Google翻訳アプリのカメラを使って、テキストをリアルタイム翻訳※できる機能で解読します。

※行き先の言語セットを事前にダウンロードしておく必要があります。

スーパーではエコバッグ持参は必須

国やスーパーによって違いがあり、ない所もあれば、ビニールの買い物袋を用意しているお店もありますが…

基本的に、エコバッグ持参は必須だと思っておいた方が良いでしょう。

水など重たい物や、たくさん買いたい人は、薄っぺらいエコバッグだと重量に勝てないので、しっかりした丈夫な生地のエコバッグの持参をお勧めします。

こちらの記事で紹介している、L.L.Beanの付録のバッグはとてもしっかりしていて大容量なのでオススメです。

海外ショッピングに使える「L.L.Bean特大レジバッグ」オトナミューズ7月号付録
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スーパーでたくさん買う場合、午前中にスーパーに行って、一旦宿に荷物を置いてから観光に出かけるなど、重たい荷物で身重になりながら観光することは避けましょう。

日本へ持ち込みが禁止されている物は、お土産として買わない

下記にあげた物を、持ち帰るために買うことは避けましょう。

  • 肉製品
  • 野菜・果物等の農産物
  • 土が付着した農産物や植物
  • 植物球根、苗、苗木、種子

現地で食べるために肉製品や野菜、果物を買うのは構いませんが、持ち帰るために買うと、検疫で没収されます。

※空港などで日本向けに売られている商品で、検査証明書が添付されているものは持ち込み可

詳細は、農林水産省のページをよく読んでください。

植物を海外から日本へ持ち込む場合の規制:植物防疫所
植物防疫所ホームページ
肉製品などのおみやげについて:動物検疫所
動物検疫所ホームページ

私が海外のスーパーでよく買うもの

私が海外でスーパーに行く時は、わざわざスーパーに行くためだけの時間を作ます。

スーパーでは、隅から隅までじっくり商品を見て、日本との違いを楽しんでいます。

そして、滞在中や帰国してから食べる物、家族、友人へのお土産を買っています。

①食品

滞在中に食べる物

ホテルか自炊できる宿かによって微妙に変わる部分もありますが、大体こんな物を買っています。

  • 野菜
  • 果物(カットフルーツの時もある)
  • ハムやソーセージなどの肉類
  • お惣菜
  • カップ麺などインスタント食品
  • スープ
  • ヨーグルト
  • ケーキなどのスイーツ
  • お菓子
  • ジュース
  • お酒(ビールやワインなど)

自分や友人へのお土産

日常的に使うものを買っています。

  • 紅茶
  • インスタントコーヒー
  • スパイス類
  • スープストック
  • 現地のスパイスミックスなどの調味料
  • ジャム
  • ハチミツ
  • お菓子

帰国後に少しずつ消費しますが、使うたびに「これはロシアで買ったなあ」などと思いながら料理をしたり、食べたり飲んだりすることが楽しいのです。

買い物も楽しめて、帰国後もじわじわと楽しみが続く。

これが海外スーパーでの買い物の醍醐味です。

②化粧品

スーパーで売られているコスメはリーズナブルだし、日本のドラッグストアと似たような商品展開なので、普段の生活に使える物を買うことができます。

買っているものは、

  • 保湿クリーム
  • 固形石鹸
  • リップクリーム
  • ハンドクリーム
  • フェイスマスク

特に変わったものはありませんが、私は現地でしか買えないコスメを選んでいます。

ニベアやヴァセリンなど日本でおなじみのメーカーの商品も、現地仕様の物があったりして、珍しいので買っています。

固形石鹸やフェイスマスクなど、使ったら無くなる失せ物は友人へのお土産に。

化粧品は食品に比べたら買う量は少なめですが、いつも何かしら買っています。

③オリジナルのエコバッグ

スーパーのオリジナルのエコバッグがあったりすると、自分用やお土産用に買います。

フランスのスーパー、モノプリの1ユーロ台で買えるエコバッグはオシャレでかわいいし、日本で買うより断然安い。

お土産としても喜ばれます。

私が実際に各国のスーパーで買った物

ほんの一部ですが、ご紹介します。

フランスのスーパーで買ったもの

モノプリやボンマルシェで買ったもの。

パリのスーパーで買った紅茶、お菓子など

ボンマルシェは百貨店なのでスーパーではないのですが、ボンマルシェではマリアージュの紅茶(画像の黒い箱のもの)を買いました。

あとはモノプリで買ったものばかりです。

紅茶、インスタントコーヒー、スープストック、欧州版ポッキー「MILADO(ミカド)」。

クリッパーの紅茶は日本では850円で売られていますが、モノプリで買うと2〜300円ほど。

クスミティーやマリアージュも、日本で付いている値段を見ると、高くて驚いてしまいます。

お茶が好きなので、旅先では狂ったようにお茶を買い込んでしまいます。

全部スーツケースには入りきらなかったので、コリッシモで別送品として日本に送りました。

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↓こちらは「ラ・メール・プラール」のシトロン(レモン)味のガレット。

ラ・メール・プラールのシトロン味のガレット

日本円で200円ほど。

安いのに美味しくて、もっと買えば良かったと後悔したお菓子。

また行ったら何箱か買おうと思っています。

↓次はモノプリで買ったフランスのインスタントラーメン「TANOSHI」。

パリのモノプリで買ったカップラーメン「Tanoshi」

カレー味と豚骨味を買ってみましたが…悲しいことに微妙な味でした。

旨味がないというか、味がないというか…何かが足りない。

何口か食べて、日本のカップラーメンが恋しくなりました。

でも、美味しかろうがそうでなかろうが、現地の物を食べてみるのは楽しいものです。

ドバイのスーパーで買ったもの

中東ということで、アラビア語表記のある商品がとても珍しかったです。

こちらは、ゴールデンザアタル(Golden Zaatar)という中東のハーブのお茶。

絶対に日本では売っていません。安くて珍しいので、お土産に3箱ほど買いました。

ドバイで買った紅茶、ゴールデンザアタル

こちらはスープストックやシーズニングスパイス。

左上の物だけ、間違えてmade in Germanyのものを買ってしまいましたが、他の物はチキンエキスを使ったスープストックなど、有名食品メーカーの中東バージョンです。

パッケージのアラビア語が素敵。

ドバイのスーパーで買ったスパイス、スープストック

中東バージョンの「ニベアソフト」とヴァセリンの「インテンシブケア エッセンシャルヒーリング」ボディローション。

ドバイのスーパーで買ったニベアソフトとヴァセリンのボディローション

どちらも日本でおなじみの商品ですが、パッケージのデザインが日本では見かけないものなので、試しに買ってみました。

日常的に使うものを買うと、使っている時に旅先のことを思い出せるのがいいですね。

ロシアのスーパーで買ったもの

モスクワのスーパーで買ったお惣菜やパン、ブリヌイ(クレープに似たもの)。

数人でB&Bに泊まった時の朝食です。

モスクワのスーパーで買った食材

どれもとても美味しかったし、キリル文字表記が珍しくて、スーパーでもテンションが上がりっぱなしでした。

朝食用に、飲み物も色々買いました。

朝からビールまで飲んじゃってますが笑。右から3番目は「クワス」という伝統的な微炭酸の低アルコール飲料です。

モスクワのスーパーで買った飲み物

クワスは、コーラの味にちょっと似ているように感じました。

日本では売っていない変わったジュースを飲んでみるのも、とても楽しいです。

ちなみにこれはモスクワのスーパーで売られていた、ロシアバージョンのレッドブル。

モスクワのスーパーで売られていたレッドブル

缶にロシア語が書かれています。

モスクワのスーパーには、日本食コーナーも。

棚には味噌汁、せんべい、カップラーメン、素麺や蕎麦が。さすがに買わなかったけど、日本から持ってきたインスタントの味噌汁が切れたら買えるなと安心しました。

モスクワのスーパーで売られている日本の食品

こちらはサンクトペテルブルクのスーパーで買った、アゼルバイジャンの紅茶「アゼルチャイ」。

アゼルバイジャンの紅茶、アゼルチャイ

アゼルバイジャンの紅茶なんて、日本では絶対に出会えません。

日本で買えるか調べてみても、個人がメルカリで出品しているぐらい。

欧州でも西側諸国で売っている物って、日本でも売っていることが多くて「これは日本にあるしな…」とお土産として買うことを躊躇することがあります。

ロシアではそういうことが少なくて、ロシアでしか売っていない物がたくさんあるので、フランスやイタリアなどにいる時以上に買い物魂に火がついてしまいます。

コロナが明けたら絶対またロシアに行ってスーパーで爆買いしたい。

スーパー以外でも爆買いしたい。

海外スーパーは、リーズナブルに楽しめる魅惑のスポット!

ブランドのショップで買い物をすることを思えば、たくさん買っても金額的に安いし、現地の生活を垣間見ることができるスーパー。

観光地や土産物店とは違った楽しさがあります。

マイナーな国に行くほど、スーパーは楽しさが増します!

謎の物を買って開ける時のワクワク感。

日本では売っていない物を買った時の満足感。

帰国してから買ったものを食べたり飲んだりして、美味しいものに出会うと「どうしてもっと買わなかったんだろう…」と後悔することがあります。

そして、絶対にまたその国に行って、買いに行こうと思うのです。

スーパーで買った物は、帰国してからも現地の味を楽しめるし、味わいながら楽しい旅の思い出に浸ることができます。

ぜひ、海外旅行で現地スーパーの買い物も楽しんでみてください!

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