日本のレジと違う!海外スーパーのレジ利用方法【初心者向け】

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海外のスーパーのレジは、日本のレジとは勝手が違います。

日本のレジで清算する時は、

  1. レジ台にカゴを置く
  2. 店員さんが商品をスキャン
  3. スキャンが終わったら代金を支払う
  4. カゴをサッカー台に置き、買った物を袋詰めする

という手順ですが、海外のスーパーには、袋詰めをするサッカー台がないスーパーがあります。

レジ台がベルトコンベア式の場合、カゴに入っている商品を全て自分でレジ台に置き、レジ係がスキャンした商品を自分で袋詰めしていくのです。

この記事では、海外旅行初心者の方のために、海外スーパーのベルトコンベア式のレジの利用方法について説明しています。

海外スーパーの全てのレジがベルトコンベア式という訳ではありませんが、戸惑う前にここで予習しておけば、ベルトコンベア式のレジでもスムーズにお買い物ができます。

日本との違いはあっても、決して難しくはありません。

海外のベルトコンベア式レジの利用方法

レジ台がベルトコンベアと言ってもピンとこない方もおられるかと思います。

↓こんな感じです。

海外スーパーのレジ

では、本題に入りましょう。

①レジのベルトコンベア台に金属の仕切り棒を置く

前の人と自分の商品の区別をつけるために、レジ付近に置いてある30センチぐらいの金属のバーを仕切りとして置きます。

もし後ろの人がバーを置き忘れたままベルトコンベアに商品を置いたら、置くように促すか、自分で置いてしまいましょう。

2.カゴの中の商品をベルトコンベアに置く

海外スーパーのレジ

カゴの中の商品を全部、自分でベルトコンベア台に置きます。

海外のレジは日本と違い、店員さんよりお客の方が忙しくて、買う物が多いと商品をカゴから出すのが結構大変です。

空のカゴとカートは、レジ付近にカゴ置き場やカート置き場があるので、そこに返却しましょう。

③レジでスキャンされた商品を袋づめする

自分の番になるとベルトコンベアが動き、商品がレジ係の前で止まります。

レジ係が商品をひとつひとつスキャンしていきます。

外国のレジ係はだいたいマイペースで、日本のスーパーみたいに速くありません。

長蛇の列ができていても、レジ係の人が慌てることなく悠然としている場面を見ると、日本人って本当に真面目だなあと思ってしまいます。

冒頭でも述べましたが、日本のスーパーのように袋詰めするサッカー台はありません。

レジでスキャンが終わった商品を、ベルトコンベアの端でどんどん袋づめしていきます。

袋を用意しているスーパーもありますが、基本的にエコバッグは必須だと思っておいた方がいいし、スーパーに行く時は必ず持参しましょう。

水など重たい物を買う時は、薄いバッグより丈夫な生地のエコバッグを用意しましょう。

自分の順番がまわってきたら、現地の言葉か、ハロー!でもいいのでレジ係の人に軽く挨拶しましょう。日本人は終始無言で買い物しがちですが、海外で買い物をする時は、挨拶をしないと失礼だと思われてしまいます。

④支払い

だいたいのスーパーは現金だけでなく、カード払いもできます。

クレジットカード払いの場合

カードで支払う場合、自分でカード端末にカードを挿しこむタイプもあります。

自分でカードを差し込むタイプも、そうでないタイプも、端末挿入後しばらくして「Enter PIN」や「PIN」もしくは「CODE」などと表示されたら、4桁の暗証番号を入力します。

日本でクレジットカードを使う要領と同じで、カードをすぐに端末から引き抜かないように。

しばらく待ち「Remove card」などと表示されると支払いは完了。

カードを抜き、必ずレシートを受け取りましょう。

カードの端末は、英語ではなく現地の言語で表示される場合もあります。わからなければ、暗証番号を入れていい?(単に「PIN?」と聞いてもいい)とか、「Can I remove the card?(カード抜いていい?)」などと聞いて見ましょう。最悪わからなくても、抜いてはいけないタイミングなどで思いっきり制止されるので、どうにかなります。
クレジットカードの端末によっては、現地通貨で払うか日本円で払うか選択できる場合があります。この場合、迷わず現地通貨での支払いを選択しましょう。日本円で支払う場合、店舗側が決めた為替レートで日本円に換算されるため、現地通貨で支払うより割高になる可能性があります。

現金払いの場合

現金払いの場合、カードのようなひと手間がないので楽ですが、たまに端数の小銭を持っていないかと聞かれます。

あれば出す方が、細かい釣り銭が増えません。

釣り銭を受け取ったら、釣り銭の金額がおかしくないかその場できちんと確認しましょう。

レジを立ち去る時に、現地の言葉でも英語でもいいのでお礼を言いましょう。英語なら「Thank you!」とか「Goodbye!」で構いません。

⑤お店を出る前にレシートを確認する

レシートを確認し、会計ミスがないか確認します。

1個しか買っていない物が2個になっていたりすることが時々あります。

その時は担当のレジ係にレシートを見せ、間違っている所を指差しながら「Isn’t there a mistake?(間違ってませんか?)」と言いましょう。

レジでの手順おさらい

この手順をイメージしておけば、レジでもスマートに振る舞えます。

  1. 前の人の物と区別するための、金属の仕切りバーを置く
  2. カゴの中の商品を全部ベルトコンベアに乗せる
  3. 自分の番が来たら軽く挨拶
  4. レジでスキャンが終わった商品を、持参した袋に詰める
  5. 全部スキャンが終わったら、表示された金額を確認し支払い
  6. レシートを受け取る(現金なら釣り銭が間違っていないか確認)
  7. 挨拶して立ち去る
  8. レシートを確認。問題があればその場で指摘する

日本と勝手が違っても、一度行けばすぐ慣れる。

何もかも初めてだと、スーパーでの買い物ひとつでも緊張してしまいます。

でもこの記事を読んでおき、一度経験してしまえばもう後は怖いものなし。

あなたも現地人並みにスーパーを使いこなせます。

海外のスーパーでのお買い物は以下の記事でも紹介していますが、めちゃくちゃ楽しいです。

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私は海外旅行で、必ず現地のスーパーマーケットに行きます。 現地のスーパーマーケットの魅力は、売っている生活用品から現地人の暮らしを垣間見ることができること。 …と真面目なことを書いていますが、松田優作ばりに「なんじゃこりゃあ!?」と叫びたく...

ぜひレジの利用方法をマスターして、海外スーパーでのお買い物を楽しんでください!

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