海外旅行の持ち物リストを見て、その通りに揃えてみたけれど…
結局使わなかった物。
誰にでもいくつかあるはずです。
今回は、私が海外旅行の経験の中で、次第に使わなくなっていった物を10個あげたいと思います。
- 海外旅行の持ち物リストを見て、「これ、持っていって使うかな?」「本当に必要かな?」と疑問に思っている
- 海外旅行の持ち物をできるだけシンプルにしたい
こんな方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
持って行かない旅行グッズ
【1】日本円(両替用以外)
旅行グッズと呼ぶべきものではありませんが…
空港までの移動時の交通費や買い物は、クレジットカードとモバイルSuicaで事足ります。
必要最小限の両替用の資金以外、日本円の現金は持ち歩いていません。
【2】着圧ソックス
機内での足のむくみ対策に使われる着圧ソックスですが…
元々窮屈な靴下が苦手。
一度試しに着圧ソックスを買って、旅行前に試しに履いてみたことがあります。
でも、締め付け感が不快でギブアップ。
搭乗前に履きかえるのも面倒だし、結局海外旅行では一度も使ったことはありません。
【3】ネックピロー
荷物になるので、膨らますタイプの物を何度か持って行きました。
でも、自力で膨らますのが結構大変。
空気を抜くのも大変。
わざわざネックピローを膨らますために、空気入れを買って荷物を増やすのもちょっと…
膨らます手間のわりに、劇的に楽になる訳でもないので、2年前から持って行くのをやめました。
【4】フットレスト
テーブルのアーム部分に引っ掛けて足を乗せるあれ。
テーブルの強度的に使用を断られるケースがあったり、前の人が座席を倒してくると使いにくいなど、あまりいいことがありません。
海外旅行に行き始めてかなり早期の段階で、使用を却下しました。
機内を快適にするグッズをあれこれ持ち込んだところで、エコノミークラスの長距離フライトはしんどい。
持っているとセッティングも面倒だし、機内快適グッズの効果については、私はわりと否定的です。
【5】衣類圧縮袋
衣類を圧縮する必要があるほどたくさん持って行かないし、
圧縮すると、中に入れた服にシワができてしまうのが嫌。
今はパッキングオーガナイザーに、トップスもボトムも丸めて収納しています。
使っているのは、ミレストの12Lのパッキングオーガナイザー。
こちらを2つ持っています。
100均の物はペラペラですが、これは作りもしっかりしていて、繰り返しの使用にも耐えられます。
【6】耳栓
航空会社によっては、アメニティの中に入っていることもある耳栓。
耳がキーンとなる人は必要かもしれませんが、気圧調整用の弁がついていない耳栓だと、どこまで効果があるのかわかりません。
私は耳が痛くなることもなく、耳抜きもちゃんとできるので必要なし。
だとすると、あとは騒音対策といったところでしょうか。
寝る時は、音よりも光の方が気になる方なので、耳栓の出番はなし。
マイ荷物リストから外しています。
【7】ネームタグ
取っ手に取り付けるタイプのネームタグ。
海外旅行に行き出して初期の頃は、ネームタグにご丁寧に住所や名前を書いていました。
でも、慣れていくにつれて、防犯上の理由で国籍を知られたくなかったりだとか、
預け入れ後、レーンのどこかでタグが引っかかったりしたらと怖いなあ、と思って使うのをやめました。
ネームタグはスーツケースの取り違え対策になると思いますが、私は自分のスーツケースにステッカーをベタベタ貼っています。
同型同色の物があっても絶対に間違えて持って行かないだろうし、むしろ持って行きたくない勢いの「痛スーツケース」に仕上がっています。
恥ずかしくてお見せ出来ないのが残念ですが、取り違えられる心配はほとんどないかなと思います。
【8】布のスリッパ
機内で靴を脱いでくつろいだり、ホテルの室内で履くかわいい布スリッパ。
リバティ柄のスリッパ、一時すごく欲しかったです。
でも、ホテルやゲストハウス、様々なタイプの宿泊施設で、濡れている床に布のスリッパは不向き。
機内でも、布のかわいいスリッパを履いていると、床が色んな人の飛沫で汚れているトイレに踏み込むのは躊躇してしまい、いちいち靴に履き替えたりします。
どんな場所でも踏み込める便所サンダル的な物の方が、トイレでもバスルームでも気兼ねなく踏み込めます。
最近は、布スリッパではなく、ダイソーのサンダルを愛用しています。
ちょっとかさ張るけど、ラバー素材でかなり軽いんです。
【9】替えの靴
ちょっといいお店に食事に行く時やショッピングの時に、コーディネートに合わせられるよう、スーツケースの中にフラットシューズを入れていたこともありました。
でも、結局使うことがなく。
最近は、一足でアウトドアもタウンユースにも使える、ブランドストーンのサイドゴアブーツや、スペルガのレザースニーカーを愛用しています。
東南アジアだと水陸両用のスニーカーだったりします。
かさばるし重量感もあるので、靴はできるだけ一足で済むようにしています。
【10】紙の本
ガイドブックや、暇つぶし用の紙の書籍。
私はガイドブックも、暇つぶし用の本も、8インチのタブレット一台に入れて持って行きます。
いわゆる電子書籍です。
紙の本だと、重量的に何冊も持っていけません。
タブレットだと、それこそ何十冊もの本が一台に収まります。
タブレットに見たい映画をダウンロードして持って行くこともできます。
タブレットを海外旅行に持って行くようになり3年ほど経ちますが、タブレットの導入で、紙の本は一切持って行かなくてもよくなりました。
必要か迷ったら、実際に持って行ってみて判断しよう
旅行会社や様々なサイトで紹介されている海外旅行の持ち物リスト。
最初はその通りに揃えてみればいいと思います。
何度か行くうちに、いらないな、と思うグッズが出てきます。
逆に、リストには乗っていない物が必要になったりもします。
旅行の回数を重ねるごとに、荷物の内容がブラッシュアップされ、より良くなっていきます。
持って行くか迷ったら、人の意見を聞くよりも、実際に持って行ってみて、自分自身で必要か必要ないかを判断するのが一番いいと思います。
やっぱり必要ないな、と思えば次回から持って行かなければいい。
必要だけど改善の余地があるなと思ったら、もっと自分にフィットする物を探して買うのがいいと思います。
旅の荷物は、個々の旅のスタイルによって違います。
人と違ってて当たり前。
自分自身で体感してみて、その時の感覚を大事にしてください。
皆様の旅の持ち物が、より良くなることを願っています!